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思考を整理して片付け上手に。


先日、ご縁で知り合ったお片付けのスペシャリスト、『ライフオーガーナイザー』の皆さんとお話させて頂く機会がありました。

「ライフオーガーナイザー」という言葉自体、実は私も知りませんでした。

「整理収納アドバイザー」という資格は最近メジャーになったので、知っている方も多いと思いますが、同じようにお片付けや整理整頓をサポートするスペシャリストの方のことです。

お話をお伺いする中で、私がとても興味をもったのが、ライフオーガーナイザーの方々はクライアントの

「思考の整理」

をしてあげて、その人の考え方や性格にあったお片付けの

「仕組み」

をつくるというところでした。

『断捨離』や『ミニマリスト』という考え方が流行し、リノベーションや注文住宅などキラキラしたお家がネットのHPや雑誌に掲載され、簡単に目にはいるようになりました。

また『丁寧な暮らし』という言葉の流行に加え、インスタグラムなどでは普通の主婦の方が綺麗にお掃除されたお家で、お店のようなお菓子を手作りする素敵な風景が、「日常」として流れてくる。

でも現実は、片づけたそばから子供に散らかされたり、共働きで毎日生活にくたくた・・・お掃除なんか週末まとめてしかできない・・・!

という「生活」があるはずです。

私は料理をするのが嫌いです。あまりやりませんし笑、やらなければいけないときは気が重いです。

同じように掃除が大嫌いな人も沢山いると思いますし、嫌いなことをやるのは苦痛でしかないと思います。

整頓されたキラキラした生活は当たり前ではないし、すべての人が整理整頓が得意なわけではありません。

雑誌などの『片付け特集』をみて、自分でもできそう!と思っても、家に落とし込むとうまくいかない。ということはあるあるだと思います。

なぜ片付けができないのか。

片づけてもすぐにちらかってしまうのか。

そもそもなぜ片づけをしたいのか。

ライフオーガナイザーの方はそこから組み立てをしていくのだそうです。

お洗濯をして綺麗にたためなくても、とりあずかけるだけで済む「仕組み」をつくる。

これはここにいれるという「ルール」をつくる。

「なんとなく」でお片付けはできないのです。

この考え方は、インテリアや建築のプラン作成の考え方にも似ているなと思いました。

なぜこの色にするのか。

どうしてここに棚がほしいのか。

なにをするためのカウンターなのか。

お客様の「なんとなくやりたい」の先にあるものをくみ取ってデザインしていきます。

そうしないと、まとまりのある空間にはなりませんし、住んだ後の心地よさを得ることが出来ないと思います。

SNSやインターネットが生活の一部になり、情報があふれている中で、そのうわずみを見て、なんとなく出来るような気がしてきますが、やってみるとまとまらなかったりしっくりこない。

だからそこにプロがいるし、お手伝いが必要なのだと思います。

「片付けの仕組化」

私がこれから出会うお客様でおかたづけに悩まれている方には是非ご紹介したいと思い、ブログに書かせて頂きました。

収納は私も勉強したい分野の一つです。頑張るぞ!

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