会社ではなく人。
あまり写真と内容が合っていませんが。
フリーランスになって、今までお付き合いすることが出来なかった会社さんともお付き合いをし、一緒にお仕事をする機会が増えました。
以前のブログでも家づくりのパートナー選びについて書きましたが、どんなに有名で名の知れた会社でもお客様と対面して進めていくのは一担当者で。
お客様アンケートなんかでも会社選びの最終的なポイントとして「担当者の印象」は非常に大きなウェイトを占めている場合が多いです。
同じ会社でも担当者の違いでサービスが変わります。
それを感じさせてくれたのはとある会社の営業さん。
どちらかというと、なるべく商材を絞って大量入荷することで家自体のコストを下げることが売りの会社さん。そこのインテリアコーディネートを担当しました。
そんな中でこのお施主様は結構こだわりの強い方でした。
全部知らないと気が済まないタイプで、こうしたらどうなるか、こうしたらいくらかの繰り返し。
「なるべく迷わせずに効率よくすすむようにしてください」と言われていた私は、ちょっと驚きました。
このような会社のシステムの中、営業さんも大変だなと思っていましたが、その営業さんは、叶えられることは要望に応えてあげたい!と一つ一つ丁寧に対応していました。
「出来ない」と言わない。
本当にできないことと、果てしなく面倒くさいけど(笑)本当は出来ることは違いますよね。でもその果てしなく面倒くさいことを「出来ますよ」というにも勇気がいるものです。
そんな営業さんのパワーに私も感化されていきます。
そういった人は周りをモチベートするので、結果的にチームで取り組んでいても良いものが出来る。
どんなに良いサービスを提供する会社だとしても、それをお客様の満足に置き換えて、運用できる人がいなかったら意味がないんだよなと思いました。
逆にいうと、こうやってお客様のためを思って行動できる人材というのは本当に大切な存在なんだろうなと。
なんだか真面目に考えてしまいました。
自分自身もしっかり客観視して、良いものを常に提供できる人でありたいなと感じました。