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デザインは床で決まる①

 

私は、インテリアのデザインは床で決まるとおもっています。

 

かわいい壁紙やタイルなどをどんなものにするかイメージを膨らませる方も多いかと思いますが、まず検討すべきは床だと思います。

 

床は面積が大きく、常に視界にはいってきます。

また生活する上で常に直接に触れている部分です。

 

特に小さなお子様にとっては私たち大人よりも床は近いところにあります。

実際にお子様が触れるものはぜひこだわってみてほしいなと思っています。

 

 

そもそも床材として選ぶものとしても色々な商材があります。

 

 

良くみるのは木のフローリング。

一番初めの写真も木のフローリングです。

 

 

タイル。

海外などでは住宅でもよくつかわれます。種類が多くみているだけでもワクワクします。汚れがついてもさっと拭き取れるためキッチンの床だけタイルに・・・なんて方も多いです。

 平田タイルHPより

http://www.hicera.jp/products/search.php?c=products_view&pk=1429757136

maison

 

コルク。

ご高齢者のいるお宅や子供があそぶ保育園などでよく採用されます。

柔らかく足に負担がかかりにくい事や気泡の多い材料なのでヒヤッとせず足ざわりが温かいのも特徴です。

 東亜コルクHPより抜粋。

http://www.toa-cork.co.jp/cork_commodity/cork_tile/index.html

 

モルタル。

最近、はやっていますね。日本には昔住宅の中に土間をもつという文化がありましたので、日本人の感性に土間はなじみやすいのかも知れません。

私も個人的に大好きです。

 

 

フロアタイル・クッションフロア。

塩ビ系の素材です。プラスチックに印刷しているようなイメージです。

色柄が大変豊富で安価で施工性も良いのが特徴です。

近頃では本物の木やタイルと引けも劣らない商品がたくさんでています。

住宅ですと、トイレや洗面所に使われるケースが多いです。

 

 Sangetsu

フロアタイル WD793

https://www.sangetsu.co.jp/product/detail/WD793/

 

最近はデザインも多様化しており、構造材のベニヤ板を仕上げの床材として貼るケースなどもあります。

 

多種多様な床材の中でもやはり人気があるのは木の風合いを活かしたフローリング材です。今回はあまりよく知られていないフローリング材の種類について書きたいと思います。

 

無垢フローリングという言葉を聞いたことがあるかと思います。
流行っているのかな。おしゃれな感じ。というイメージをお持ちの方も少なくないと思います。

 

無垢フローリングは普通のフローリングと何が違うの?
そもそも普通のフローリングって何?というところからご説明したいと思います。

 

 

いわゆる賃貸などでも多く汎用されているフローリングを新建材(しんけんざい)と言います。
マイホームを持つお家が増え、より大量に品質管理もしやすい商材が増えた中で生まれてきたものです。

 

新建材と一口に言っても色々な種類があります。

 

 

①重ね合わせた合板の上に木目を印刷したシートを張る

 

 Panasonic

アーキスペックa ホワイトオーク

 

②重ね合わせた合板の上に薄い木の板を張って塗装などで仕上げる。

 

 Panasonic

フィットフロアー チェリー色

 

少し前までは②をつかっているお家が多かったように感じます。

最近では、印刷の技術が発達しており、①のような高いデザイン性のフローリングを表現できるようになりました。

 

①や②のメリットは、商品として高いレベルでの均一性がとりやすいです。

大量生産できるので価格も安くなります。

 

後にご説明する無垢は本物の自然な木なので、木目が激しいところとそうでないところがあったり、節があったり・・・。この節、目見たいでヤダといってもなかなかすべて避けることは難しいです。

新建材ですと色や見え方も均一にできるので安心ができます。

 

またメンテナンス性が良いのも魅力です。

各社さん、表面の加工に大変こだわっており、ワックスがけなども不要なメンテナンスフリーの商品を開発しています。特殊フィルムで傷などに強くつくられています。

 

施工性が良いのも特徴です。

たとえば3列のフローリングがすでにくっついている状態で納品されてきたりするので、1枚1枚はるよりも大工さんの手間が省けるのはわかると思います。

 

 

 

一方無垢材は下の写真のように木を成型してフローリング材にしています。こちらは断面の写真です。

 

無垢材の良いところは、なんといっても風合いだと私は思います。

本物の木は1枚1枚表情が違います。同じ樹種で同じ品番でも、1つ1つのお家で必ず表情が変わってきます。

つくられたものではない自然な風合いが、贅沢で心地良い空間をつくってくれます。

 

床を無垢材にすれは、あとは白い壁なだけでもお部屋は素敵になります。それだけ自然がつくる美しさの力は大きいと思います。

 

 

マルホン

アメリカンブラックチェリー FBCE18-122

https://www.mokuzai.com/works/list.php?sch_spc=3

 

また、健康にも非常に優しいです。

アトピーやシックハウスのご家族がいるお家でも無垢フローリングにしたいという方が多いです。

 

また、実際に触れたときの質感も本物ならではです。

ひやっとした感覚がなかったり、お風呂上りに裸足で歩いてもペタペタせず、さらりとした脚ざわりなのも気持ちが良いです。

 

また、傷や汚れがついた際に削って手入れをしていけるのも魅力です。

住み手とともに味わいを増していく感じです。

 

 

お気づきの通り、私は無垢材がとても好きなので良いところをたくさん書きましたが、お手入れの点など新建材にくらべて手間がかかることが多いのも事実です。

 

凹みやすかったり、手間ですが1年に1回でも自然系のワックスをかけてお手入れしてあげたほうが風合いも美しく、汚れもはじいてくれます。

 

また、本当の木なので商品そのもののコストもありますが、1枚1枚はっていく作業なので、職人さんの手間もかかりその分のコストもかかります。

 

また木は呼吸をします。

湿度が高いときは水分を吸い、低いときは放出してくれる自然の調湿効果をもっています。ただ、その反面冬は木が乾燥して少し隙間があいたりします。

 

熱に弱いので、床暖房と合わせて取り入れようとすると樹種が限られてしまったりフローリング自体のお値段が上がってきたりします。

 

 

新建材のフローリング、無垢のフローリングそれぞれメリット・デメリットがあります。家族の考え方や何を優先するかをしっかり考えて選択していくのが良いと思います。

 

 

最後にもう1つご紹介します。

新建材フローリング・無垢フローリングのほかに「突板(つきいた)フローリング」「複合フローリング」というものもあります。

 

こちらも広義でみると新建材なのかもしれませんが、合板の上に本物の木を貼っているので無垢材と新建材のいいとこどりをしている商品です。

 

 

断面はこんな感じ。

貼り重ねた板の上に厚めの無垢材(3~5mm)が貼られています。

こうすること伸縮などの安定性が良くなり床暖房などでも使えます。

 

表面は無垢材なので貼った見た目は無垢フローリングと遜色ありません。

まだ樹種などは少ないですが、各社さん色々な突板フローリングを展開しています。

 

有名なところですと朝日ウッドテックさん。

 

 ライブナチュラルプレミアムシリーズ

ウォールナット

https://www.woodtec.co.jp/products/lineup/flooring/

 

こだわった木目が美しく見えるところだけを抜粋して突板にしているので、とても美しいです。

また、塗装にもこだわりをもっていらっしゃり、手触りは無垢の風合いを残しながらワックスフリーなコーティング技術をお持ちです。

 

モダンな雰囲気や、ラグジュアリーで高級感のある空間づくりができる商材です。

 

 

以上、床材の種類について書いてみました。

次回は、樹種選びで変わるインテリアの見せ方を書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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